昆虫食に迷っていたわたしが昆虫食を好きになった理由はこれだった
昆虫を食べるのは抵抗がありませんか?
地面を動き回っている虫をみて、食べたい、食欲が湧く人はまずいないですよね。
仮に食べたいと思っても食用の昆虫なんてどこで売っているかわからないし、、
もちろんコンビニにもない。

上野のアメ横の自動販売機で販売しているようですが安価が売りのアメ横のわりには高価です。
それでもあえて昆虫食を試してみたいというあなたに朗報。
昆虫食してみたいけど迷っていたり、どう食べていいか分からなく悩んでいる人にバッチリの解決策があります。
ぼくはこの方法で昆虫食を始めてみました。しかも食べてみると意外においしい。
始めは抵抗があるのは当たり前ですが、慣れると自然に食べられます。ぼくが昆虫食をしようと思うきっかけとなったのはカンボジアの美女。
ぼくはつい最近昆虫食通の友人に教えてもらってそのことを知ったのだが、昆虫食はもう2年以上、いやもっと前からネット上を賑わせていた。
いやはやなんと昆虫食はコオロギラーメンをはじめふりかけ、サイダー、なになにタガメラッシー、酒のツマミとしても。
粉末状、液体状、そのまま状と形を変えてさまざまな食品の材料として利用され供されている。そこでぼくはそのまま系を利用しパスタ料理部門に挑戦してみました。
その動機はというと、、
美女のユーチューバーふたりがカンボジアの緑豊かな深き森のなか、板の上には20匹以上のタランチュラ。なんと腕にも5匹のタランチュラを乗せ、ビール片手にツマミのポテチのごとくタランチュラをつまんで食べている。
おおっ、しかも手づかみで、ああっ、なんと脚を手で千切って一本一本を、むむっ、まるのままを口内に投入だ。

ウ~ム、こんなうら若き美女が蜘蛛、じゃないタランチュラを食べるのを見て「ウーム、食べてみようか」と。
そこでネットでつらつら昆虫食をググってみると通販サイトのバグームが目に入り、検討した結果購入したのはタランチュラ。
アメ横の自販機やアマゾン、楽天市場より安いので早速注文すると、気が変わらないようにという配慮なのか速攻で到着。
かくしてわが家のキッチンは蜘蛛が白いビニール状の入れ物に入ったタランチュラと同居することに。
タランチュラは2,560円。お値段からいってもかなり上級者レベルと見た。
ちなみにシルクワームサナギ1,181円、カブトムシ1,577円。タランチュラと並んで高級、上級者レベルなのはサゴワームでやはり2,560円。
「※ 上記はすべて乾燥(加熱処理)された昆虫になります。」と但し書き。
つまり東南アジアの森で拉致され、熱を加えられた末に袋の中に閉じ込められ、やっとわが家に到着した暁に食として供されるとなると仇やおろそかな扱いはできないのは言うまでもない。
さて、そのまま蜘蛛の形態をしているタランチュラは脚もあり、よく見れば目のようなものも。

やはり蜘蛛だ、昆虫だと再認識。としばらくタランチュラと対面し「さて、、」と。この「さて」の時間が長いほど逡巡と混迷が深くなる。
朝食に出て来るアジの開きならお箸を片手に「ではでは」と身を乗り出すのだが、蜘蛛の場合身は乗り出さない。
生きて動き回るタランチュラは怖い、が動いていないタランチュラも怖い。
外人のおじさんはバリバリムシャムシャとまるのままの虫をビール片手に食べる様が通販サイト「バグーム」の動画に登場する。→それがこちら
この「バリムシャ」のおじさんはかなりの昆虫食の上級者と思われる。昆虫食初心者のぼくは上級者を目標に、今回は入門コースにしました。
「バリムシャ」はまたの機会にゆずるとして今回はパスタ料理で上級を目ざす。
用意するものはフライパン、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪、七味唐辛子とタランチュラ君。
料理法はペペロンチーノと同じだが普通はタランチュラは入れない。イタリアンレストランでももちろん入れない。
で、フライパンの中にオリーブオイルとニンニクを入れる。いい香りがしてきたら蜘蛛を投入する。
ここでどうしても蜘蛛はイヤというなら、タランチュラを適度に解体してなんとなくニンニクと同化させるのも手かもしれません。
あとはニンニクの色が変わったらパスタとパスタのゆで汁を加えて完成。
鷹の爪、唐辛子の色どえ良く、ニンニクの香りもあり食欲増進だがタランチュラのトッピングが食欲をやや減退させる。
ここで再び「はてさて」ですが、思い切って食べてみると、オオッ、こっこれはエビだ。かっぱエビセンだ。カリッとして噛むほどに味が出る。
「お、いいじゃないか、いいじゃないか」「噛めばその食感も悪くないぞ、、すみませんビールおかわり」となること請け合いです。
きっと昆虫食食堂には早朝から行列ができるに違いない。
昆虫にはタンパク質が豊富で鉄分やマグネシウム、亜鉛、ミネラルが豊富で人気急上昇のオメガ3脂肪酸まで含まれているそうです。